金杉台団地は,日本住宅公団(UR都市機構)により造成された大規模な団地だ. 団地総戸数は,分譲住宅 1098戸,賃貸住宅 441戸となっている.
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船橋市金杉の金杉台団地内にあるショッピングプラザ金杉台で,野菜や魚などの即売会がおこなわれた.
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今回の即売会は,船橋中央卸売場の業者による出前市場だ.
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金杉台団地は,1970年(昭和45年)にできた. 交通の便はあまりよくなく,公的交通はバスしかない. しかし,造成された当時,主要駅である船橋駅北口は再開発中だった.
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そのため,船橋駅までの定期バスの認可が降りなかった. 団地は完成していたものの,すぐに入居できる状況にはなっていなかった. ようやく入居が始まったのは,1971年(昭和46年)8月になってからだった.
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日本住宅公団は,しかたがなく観光バスをチャーターして急場をしのいだのだった. 観光バスには,エアコン付いていたが,当時としてはまだ定期バスにはエアコンは導入されていない時代だった.
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団地が開設され,すでに40年が過ぎた. 当時の子どもたちは巣立ち,今は深刻な高齢化が進んでいる. 食料品などの購入量も減り,ショッピングプラザ金杉台の店舗もつぎつぎに閉店している.
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40年後の老後のことも考えずに作られた金杉台団地は,坂道が多く団地内でも坂を上り下りしなければならない. 高齢者には,かなりきつい.
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ショッピングプラザ金杉台には,かつては世界の食品スーパーいしはら金杉平和相互銀行(住友銀行に吸収合併され消滅)もあった. スーパーいしはら金杉は,のちに石原エコピア金杉店となったが,2008年11月末に完全閉店している.
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