2010年12月3日(金)は,大荒れの天気となった. まさに,師走の嵐となった. 日本海から発達しながら進んできた台風並みの低気圧に,太平洋側から暖かく湿った空気が流れ込んだため,大気の状態が不安定になリ,関東圏でも大雨や強風となった. ▼船橋市の海老川も,周辺地域からのドロ水が流れ込んだため,茶色い水になっている.
海老川は,船橋市内を流れる二級河川(河口から八栄橋の北側までの約2.7km のみ二級河川)だが,最も遠い水源地まででも河口までの距離は 8km ほどしかない. 海老川流域は,東京都内のベットタウンとして宅地化が進んだこともあり,過去に大きな浸水被害が発生している. 
海老川流域の,過去の主な水害としては,1984年(昭和59年)7月の大雨で浸水家屋 2064戸(浸水面積35ha),1986年(昭和61年)8月の台風10号で浸水家屋 2426戸(浸水面積 81ha),1996年(平成8年)9月の台風17号で浸水家屋 22戸(浸水面積 63ha)などの災害が発生している.
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